以前作庭したお客様より御簾垣のやり替えの依頼と芝生の再整備の依頼を受けました。
以前までは笠木がありませんでしたが、今回は設置することにしました。
御簾垣は丸太に溝を掘り、そこに晒竹(さらしたけ)を差し込んでいきます。
最近はプラステックの竹を使用して作ることもありますが、天然竹は日に日に色も変わっていき味わいがあります。
恒久的なものもいいですが、天然には天然の良さがあります!
撤去前 完成
次は芝生の再整備です。
芝生の中に苔が出てきました。
おそらく水はけがあまり良くないと思います。
ですので、下地(客土)から入れ替えることにしました。
砂を多めに入れ、排水性向上のためパーライトを入れました。
さらに、排水路(暗渠)を設けました。
*施工前の芝生(ところどころ苔が生えています)
作業中
*暗渠排水用に使用したシート
最後は芝生を貼りなおして完成です。
貼ったときは若干の隙間がありますが、コウライシバはほふく根がありますので広がっていきます。
きれいに生え揃うといいです。